Meryの設定ファイルのコピーとポータブル化

Meryはレジストリを使っておらず、設定ファイルは簡単にコピーできます。

Mery のフォルダには iniファイルが無く、設定のエクスポートやオプション項目も見当たらないので、設定はレジストリ保存で動かせないように見えますが、公式 Wiki にはこう書かれています。

レジストリは使用していませんし、設定はすべて相対パスで保存していますのでそのままお使い頂けます。設定ファイル (Mery.ini, Mery.his) の保存場所は標準では下記のパスです。
* Windows 10, 8, 8, 7, Vista
C:

よくある質問 - MeryWiki より

つまり、Windows のユーザフォルダ内の AppData\Roaming\Mery に保存されている 2つのファイルをコピーするだけで、バックアップや他のPCへの環境移行が可能です。

ポータブル版を作る

Mery.exe のあるフォルダ内に 2つの設定ファイル(Mery.ini, Mery.his)をコピーすると、それらを設定ファイルとして起動するようになります。
これでポータブル版に相当する動作になりますので、Mery のフォルダを USBメモリや他のPC等にコピーするだけで、他の環境でも設定を維持したまま起動できます。

軽快動作のテキストエディタ Mery のインストール

シンプルで軽量かつ高機能なエディタ Mery をインストールしてみます。

mery_text_editor_tab.png
Meryで複数タブ編集

Mery の特長

  • 高速起動。サクラエディタと遜色ないレベル。
  • 省メモリ。概ね 10~20MB 程度。
  • UTF-8, Unicode に対応。絵文字も使える。
  • Monokai などの今風のテーマがデフォルトで入っている。
  • HTML, CSS, JavaScript, Python, PHP などのシンタックスハイライト (編集モード) 設定。
  • プラグイン、マクロ機能あり。
  • 複数表示はタブ形式、複数ウィンドウ形式を選択可能。

インストール

安定版は窓の杜または Vectorから、最新βは公式サイトからダウンロードできます。

対応 OS は、Windows 10, 8, 7, Vista, XP (32ビット, 64ビット) です。
ここでは 64bit の ZIP版を入れてみます。

  1. ZIP版をダウンロードして任意のフォルダに解凍。
  2. Mery.exe のショートカットを作って起動。

初期設定なども特に必要なく、そのまま動きます。

なお、アップデートやアンインストールについては ダウンロード - MeryWiki をご覧ください。

関連付け

テキストファイルなどの関連付けはエクスプローラの右クリック「プログラムから開く>別のプログラムを選択」から、その他のアプリを選択して別のアプリを探すか、公式のMery 関連付けに書かれている方法で行いましょう。

カラーの絵文字

ツール>オプション>「表示」タブの右下にある「詳細」ボタンを押して DirectWriteを有効にする 及び カラーフォントを有効にする にチェックを入れると、絵文字をカラー表示できます。

Mery の用途

テキストはもちろん、Markdownや簡単なスクリプトの修正を行いたい時に、即座に編集できる。
VSCode や Sublime Text などの高機能エディタは起動がやや重いので、それらの起動が面倒なときに大変便利です。

少し不便な点

基本的にはかなり使いやすいのですが、いくつか不便に感じる点もあります。
個人的な感想ではありますが、気になった点を挙げます。

  • Sublime Text のショートカットキー、現在選択行の上下移動 Ctrl+Shift+↑↓ に相当する機能がない。これはコード修正の際によく使うので、是非欲しい。
  • Markdown のシンタックスハイライトが入ってない。但し、公式の構文ファイルにリンクがあるので比較的簡単に設定できる。
  • シンタックスハイライトの設定機能がたぶん若干弱い。あまり凝った指定はできないので、文章形式によっては充分に対応しきれない。