VSCode で単語の自動ハイライトを解除する

vscode_word_highlighting1.png
自動ハイライト状態

VSCode ではカーソル位置にある単語や現在行が自動的にハイライト表示されますが、これらは下記の設定で解除できます。

まず、Ctrl + , などで設定 GUI を開き、各設定名で検索して設定を変更します。

vscode_word_highlighting2.png
VSCode の設定画面

カーソル位置の単語

カーソル位置にある単語 (セマンティックシンボル) の出現箇所の強調表示は editor.occurrencesHighlight で解除できます。

選択状態の単語

Ctrl + D などで選択した単語の強調表示は、editor.selectionHighlight で解除できます。

現在行

現在行のハイライト方式は editor.renderLineHighlight で選択できます。

none ハイライト無し
gutter 行番号の部分のみ
line 行番号以外の部分全て (default)
all 全て

VSCode で Jupyter のセルを誤って削除したとき戻す方法

Jupyter Notebook 形式 (IPython, 拡張子 .ipynb) のファイル編集中に、各セル右端のゴミ箱アイコンを押すと、確認なしに即座にセルが削除されます。そんなつもりはなかったのに!

削除を取り消す方法

誤って削除してしまったときはコマンドメニューから戻し…たいのですが、現状、メニュー自体が無いようです。
しかし焦らず落ち着いて Esc, z の順でコマンドを入力すると、直前に削除したセルが復活します。

複数のセルを連続して削除した場合も、上記のコマンドを複数回入力すれば復活できます。また、削除の間にセルへ入力等を行っていた場合でも、元に戻すことが可能なようです。

VSCode: 突然 Python の構文チェックエラーが増えた時は

VSCode の Python 構文チェックで、ある時から急に見慣れないメッセージが増えたら、それは Pylint のオプション設定が原因かもしれない。

対象

  • Python の構文チェックに Pylint を使っている (VSCode のデフォルト)
  • 構文チェックで、以前は出なかった問題(警告, ヒント)が表示される
  • Pylint のオプションを設定したことがある

原因

VSCode では、pylintrc ファイルまたは設定 UI から Python › Linting: Pylint Args で Pylint 実行時のオプションを指定できる。これらは特定の警告を無効化したいときに便利だ。
しかしながら Pylint のオプションを指定すると、デフォルトで有効な Pylint Use Minimal Checkers が強制的に無効化されてしまう。

この挙動は、双方のオプション同士の衝突を避けるためだと思われるが、なかなか不便だ。それならその可能性を指摘してくれるだけでいいのに…という感じがしないでもない。

対処法

Pylint Use Minimal Checkers の環境を取り戻すには、自動設定されていた Pylint のオプションを手動で設定(Ctrl+,)の Pylint Args (または pylintrc ファイル) に追加する。

追加するオプションは、下記の通り。

  • --disable=all
  • --enable=F,E,unreachable,duplicate-key,unnecessary-semicolon,global-variable-not-assigned,unused-variable,binary-op-exception,bad-format-string,anomalous-backslash-in-string,bad-open-mode

なお、これらのオプションの具体的な意味は、VSCode 公式サイトに記載されている。

都道府県名と地方名の正規表現

大まかな判定をする為の、47都道府県と地方名などの正規表現です。

Python 3 での利用を想定していますが、その他の言語などでも、マルチバイト文字に対応している正規表現ライブラリであれば利用可能です (たぶん)。

長所

  • 「県」や「地方」が付かなくても判定可能。

短所

  • 「中国」や「大分」など、他と判別不能な表現がいくつか有る。
  • 「県」や「地方」を付ける場合と比べて、誤検出が増える。

用途

多数の文字列から、都道府県名や地方名が含まれている可能性がある部分を大まかに抽出するときなど。
まあまあ使えますが、短所で挙げたような語句を多く含む文字列の場合は、ほとんど役に立たないかも。😅

Anacondaのインストール

Anaconda で Python の実行環境を作った際のメモです。

Anacondaとは

Pythonの人気ディストリビューションのひとつ。
Windows, macOS, Linux に対応。

2018年現在の Windows では、公式パッケージよりも Anacondaをインストールするほうが良いようだ。

また、Pythonと一緒に便利な関連ツールもインストールできる。

  • Jupyter Notebook
  • JupyterLab
  • Qt Console
  • Spyder
  • Visual Studio Code (VSCode)

これらはインストール後にランチャーから削除もできるので、とりあえず入れて使ってみるのがオススメ。

anaconda_navigator_ss.png
ランチャーの "Anaconda Navigator"

インストール

Anaconda (Python 3 の 64bit版)を公式サイトからダウンロード。
Miniconda という、最小構成のパッケージもある。ライブラリを自分で入れるならこちらがお薦め。

何れも日本語化はされていないが、英語力はそれほど必要ない。
インストールオプションはデフォルトでも大丈夫。インストール先と、環境変数のパス追加はお好みで変更。インストール時間は15分前後かかる。

Anaconda のインストール後に、続けて VSCode の同時インストールができる。こちらは日本語化済み。

使い方

関連ツールやパッケージ管理のランチャーとして Anaconda Navigator が付属している。初回はこれを使うと機能が解りやすい。
ただ、Navigator の起動はまあまあ重いので、Anaconda Prompt などのコマンドラインから Jupyter Notebook や conda を呼び出すほうが便利かもしれない。

VSCode はもちろん、単独で起動できる。

Python 2.7のインストール

Anaconda では他のバージョンの Python も追加インストールして、いつでも切り替えて利用できる。この機能は一般に仮想環境と呼ばれる。

インストールは Anaconda Prompt を起動して、conda createコマンドで行う。

> conda create -n py27 python=2.7 anaconda

コマンドの最後にanacondaを付けると、各種追加パッケージも一緒にインストールされる。この場合は結構時間がかかるので、調べ物でもしながら気長に待とう。

完了すると py27 という別環境が構築されるので、この名前を指定して切り替える。
すぐに切り替わるので、続けてバージョンを確認。

(base) C:\> activate py27
(py27) C:\> python --version
Python 2.7.14 :: Anaconda, Inc.

deactivateで元の環境(Python 3)に戻る。

> deactivate

conda

conda は Python のパッケージマネージャ。pip に類似したコマンドを持つ。
Pythonの別バージョンの共存インストールもできる(上記参照)。

パッケージのインストールはconda installで行う。

> conda install パッケージ名

conda でパッケージを探して無ければ pip も使える。
但し、conda と pip にはパッケージのフォーマットに互換性がないので、併用する際には双方で管理するパッケージ群が重複しないように注意が必要なようだ。conda には無いパッケージも結構あるので、このあたりが Anaconda の弱点かも。

パッケージ追加エラーの謎

僕の開発環境(Windows 10, 64bit)では、コマンドラインからパッケージを追加すると、毎回赤文字でずらっとエラーが出る。しかしインストールは成功しているようで、再度追加しようとすると今度はインストール済みと表示される。また、モジュールは import して問題なく使える。

インストール時に Windows の管理者権限を付与してもしなくても同じなので、それが原因でもないようだし、良くわからない(´・ω・`)?